腰痛の原因は色々あり、痛みが出現する部位も様々ですが、
慢性的な腰痛に悩む方に共通するのは、
体を前後から見ると、腰の骨が中央からズレてねじれているのと、
体を横から見た時に、腰の骨の緩い湾曲がおかいしことです。
力学的に無理があるのです。
なぜ腰の骨が力学的におかしい状態になったのでしょうか?
建物に例えると、まず基礎・土台に相当する骨盤が歪み、
大黒柱(背骨)が設計図とは違う位置に施工され、
大黒柱の下方に相当する腰の骨回りに負担が出てしまったことの結果です。
施術により骨盤の歪みを修正すると、腰の骨が中央に変化してくると
同時に、ねじれも少なくなってきます。
さらに生理的前湾が改善されてくると、力学的に無理のない状態に
なりますから、痛みが改善してきます。さらには痛みが再発しづらく、
予防にもなります。
機械化される前に農業に従事された方達は、年をとると腰が
かなり曲がっていました。
しゃがみ仕事が多く、若い頃にすでに骨盤の後ろの関節がMaxに
大きくズレてしまっていて、筋肉がしっかりしているうちは姿勢良く
いられるのですが、60才も過ぎると筋肉が極端にアンバランスに
細くなりますから、いきなり姿勢が大きく崩れてしまうのです。
最近の日本人は一世代ずつ骨・筋肉が華奢になってきていて、
肉体労働をしなくても子供のうちから骨盤のズレ(イコール体の歪み)が
大きいので、小学生でもひどい肩こり・腰痛が珍しくなくなってきています。
これから腰痛はますます国民病になっていくでしょう。
≪注意≫
関節は手術適応なところまで悪化させてしまうと、体の歪みを改善しても
フォローしきれません。早めの施術をおすすめします。
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